独占したい、甘々に。【完】
鶴見さんは淡々と告げると、カバンを持って立ち上がった。





「宣戦布告っていうのかな?つまり、そういうことだから。それじゃあ、またね雨宮さん♪」





鶴見さんは最後に私に微笑むと、カフェを出て行ってしまったのであった。





宣戦布告…





する相手間違ってるよ、きっと。





私にされたって関係ないよ。





私は別に悠乃のことなんて…





冷たく冷え切ったカフェオレに手を伸ばす。





「苦い…」
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