独占したい、甘々に。【完】
実を言うと、明日から耐震補強工事(?)か何かで、夏休み明けまで立ち入り禁止になってしまうのだ。





もし今日宿題の忘れに気がつかなかったらと思うと恐ろしい…





夏休み明け初日から先生に怒られるとこであった。





「教室で涼んでから帰ろうと思ったけど、クーラーついてるはずないもんね」





自分の席へと座り、暑さで溶けそうになる体を机に預ける。





だめだ~これ以上、動けない。

このまま溶けちゃいそう…





ひんやりとした机はとても心地がよかった。





そしてのんびりとしていると、眠気がやってきた。





あっ、やばい。

眠くなってきちゃった。





…少しくらい休んでもいいよね。





睡魔に抗うことが出来ず、私は大きな欠伸を一つすると、意識を手放したのであった。
< 2 / 265 >

この作品をシェア

pagetop