独占したい、甘々に。【完】
…でも、いつまでもここにいるわけにはいかないもんね。





私も、一歩でいい。


一歩だけでもいいから、前に進まないと。





そうじゃないと、那津くんに怒られちゃうもん。





…それに、鶴見さんにもちゃんと謝らないといけない。


私、鶴見さんに好きじゃないって嘘ついちゃったし。





私の気持ちをしっかり聞いてもらいたい。





こうして私は2人の元へ戻るため公園を後にした。





まだ悠乃たちパンケーキ屋さんの近くにいるかな?





正直まだ怖いけど…


前に進まないといけないんだ…!





私はよしっと気合いを入れ、パンケーキ屋へと戻ったのであった。
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