*続*恩返しは溺甘同居で!?~長期休暇にご用心!
「はい…」
小さく返事をすると、扉がゆっくりと開いてお盆の上にお皿を二つ乗せた修平さんが入って来た。
「パスタ作ったけど、食べれる?」
そう言ってサイドテーブルに乗せたお皿の中には、出来たてのパスタが湯気を上げている。
細く切った大葉と刻み海苔がたっぷり乗ったたらこパスタだ。
その美味しそうなパスタを見た途端、お腹がぐ~~~っと大きな音を立てた。
「うきゃっ!」
さっきまで感じの悪い態度を取っていた上、恋人としての自分の態度にアレコレと悩んでいた私は、美味しそうなパスタに飛びつきたくても飛びつけなかった。
そんな私の気持ちとは裏腹なお腹の音に、顔がみるみる赤くなっていく。
「くくっ、」
修平さんが小さな笑いを堪えながら、ベッドに座ったままの私の膝の上に、パスタのお皿を盆ごと置いてくれた。
「お腹、空いてるよね…朝から何も食べてないもんな。」
そう言われると、その原因となったアレコレを思い出して、顔が更に熱くなる。
「フォーク持つのも辛かったら、食べさせてあげるよ?」
からかっているのかと思いきや、親切心100%、と書いてあるほどの真面目な顔でそう言われて、私は焦って首を左右に振った。
「だ、大丈夫…いただきます。」
「どうぞ、めしあがれ。」
柔らかく微笑まれて、私はフォークでパスタをひとすくい口に運んだ。
小さく返事をすると、扉がゆっくりと開いてお盆の上にお皿を二つ乗せた修平さんが入って来た。
「パスタ作ったけど、食べれる?」
そう言ってサイドテーブルに乗せたお皿の中には、出来たてのパスタが湯気を上げている。
細く切った大葉と刻み海苔がたっぷり乗ったたらこパスタだ。
その美味しそうなパスタを見た途端、お腹がぐ~~~っと大きな音を立てた。
「うきゃっ!」
さっきまで感じの悪い態度を取っていた上、恋人としての自分の態度にアレコレと悩んでいた私は、美味しそうなパスタに飛びつきたくても飛びつけなかった。
そんな私の気持ちとは裏腹なお腹の音に、顔がみるみる赤くなっていく。
「くくっ、」
修平さんが小さな笑いを堪えながら、ベッドに座ったままの私の膝の上に、パスタのお皿を盆ごと置いてくれた。
「お腹、空いてるよね…朝から何も食べてないもんな。」
そう言われると、その原因となったアレコレを思い出して、顔が更に熱くなる。
「フォーク持つのも辛かったら、食べさせてあげるよ?」
からかっているのかと思いきや、親切心100%、と書いてあるほどの真面目な顔でそう言われて、私は焦って首を左右に振った。
「だ、大丈夫…いただきます。」
「どうぞ、めしあがれ。」
柔らかく微笑まれて、私はフォークでパスタをひとすくい口に運んだ。