*続*恩返しは溺甘同居で!?~長期休暇にご用心!
「おいしっ!!」
思わず何のてらいもなく、口から言葉が飛び出した。
あっさりとしたたらこパスタが、いくらでも口に入って行く。
明太子のピリッとした辛さと、大葉と海苔の風味が良くて、私は無言でどんどんと食べ進めた。
「良かった。」
修平さんは私が食べ始めたのを見ると、自分もベッドの隣に椅子を持ってきて、パスタを食べ始めた。
ベッドの上で食事を取るなんてお行儀の悪いことは、実家でも病気の時くらいしかしたことが無い。
一人暮らしの時は、自分が立ち上がらないと他に食事を持ってきてくれる人なんて居ないから、立ち上がった以上、きちんとテーブルで食事を取ることになる。
今は病気でも何でもないのに、こうしてベッドの上で食事を取っている。
しかも彼氏の手料理を。
(これって、彼女として有りなのかなあ………。)
半分くらい食べ進めた所で、そんな疑念が頭をよぎってパスタを食べる手がピタリと止まった。
「杏奈?もうお腹いっぱい?」
ベッドサイドで一緒にパスタを食べていた修平さんが、私の方を不思議そうに見ている。
「無理しないで残していいよ。」
そう言われて、首を左右に振る。
なんだか自分がすごく我が儘で、彼を振り回している気がしてきて、フォークを皿の上に戻したまま黙り込んでしまう。
思わず何のてらいもなく、口から言葉が飛び出した。
あっさりとしたたらこパスタが、いくらでも口に入って行く。
明太子のピリッとした辛さと、大葉と海苔の風味が良くて、私は無言でどんどんと食べ進めた。
「良かった。」
修平さんは私が食べ始めたのを見ると、自分もベッドの隣に椅子を持ってきて、パスタを食べ始めた。
ベッドの上で食事を取るなんてお行儀の悪いことは、実家でも病気の時くらいしかしたことが無い。
一人暮らしの時は、自分が立ち上がらないと他に食事を持ってきてくれる人なんて居ないから、立ち上がった以上、きちんとテーブルで食事を取ることになる。
今は病気でも何でもないのに、こうしてベッドの上で食事を取っている。
しかも彼氏の手料理を。
(これって、彼女として有りなのかなあ………。)
半分くらい食べ進めた所で、そんな疑念が頭をよぎってパスタを食べる手がピタリと止まった。
「杏奈?もうお腹いっぱい?」
ベッドサイドで一緒にパスタを食べていた修平さんが、私の方を不思議そうに見ている。
「無理しないで残していいよ。」
そう言われて、首を左右に振る。
なんだか自分がすごく我が儘で、彼を振り回している気がしてきて、フォークを皿の上に戻したまま黙り込んでしまう。