クールな御曹司の甘すぎる独占愛

「いや、俺は特には。奈々は? 行かなくていいの? といっても、店があるからそうもいかないか」
「私もそこまでは興味なくて」


店を放り出して見に行こうとは思わない。


「そう。あ、お客様だよ」


入って来たお客に気づいた晶が奈々を促す。


「ありがとうございます。お仕事頑張ってくださいね」


晶に言い置き、奈々はお客の元へ急いだ。

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