恋して cha cha cha
かごの中にたまごのサンドイッチとたらこのカップスープ、レモンティーを入れるとレジの方へと足を向かわせた。

会計を済ませると、レジの横にあるポットに行ってカップスープの中にお湯を入れた。

待ち時間は3分か…その間にエレベーターに乗ってオフィス戻れば、3分はあっと言う間だ。

そう思いながらコンビニを後にすると、きていたエレベーターに乗ったのだった。

オフィスに戻って自分のデスクに腰を下ろすと、由真ちゃんが差しいれてくれた抹茶プリンを取り出した。

よし、食べよう。

「いただきまーす」

そう言って両手をあわせた時、
「これからお昼ご飯ですか?」

聞き覚えのある声に視線を向けると、高崎さんだった。

「はい、そうです」

わたしが返事をすると、
「よろしかったら、同席してもよろしいですか?」

高崎さんが聞いてきた。
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