虫も殺さないような総長に溺愛されています
今日も長いストレートの髪を靡かせて、スカートをヒラつかせる元気な姿は男女を問わず魅了する事間違いなしだろう。
実際、私も可愛いと思うもんな。ときめくもんな。
あのスカートから覗く生足が堪らんとか思うもんな。
今も短めのスカートから覗く白い肌の太腿のチラ見えに、『得した』と元気に飛び跳ねる様な愛らしい姿にキュンキュンと見惚れていたけれど。
「カーナイ、疲れた~充電っ!!」
「へいへい、」
「っ…」
おっふぅぅぅ~~~。
得した!!……じゃ、なくて、『きゃあぁぁぁぁ!!』…か。
それでも上回るのは前者の本音で、突如目の前で展開したキスシーンには顔を両手で覆うもしっかりと指の隙間から覗いてしまったり。
だって、だって、キスシーンってだけで普通ドキドキキュンキュン悶えるじゃない!?
それなのにだ、更に言えばだ、ぶっちゃけちゃえばだ!
「カナイ君とイチカ【君】……っ…尊い」
「あはは、拝まれちゃったよカナイ~」
「拝ませとけよ。っつーか、俺の充電まだ済んでねえんだけど?」
「あ、ほんと?じゃあも一回~」
「っ~~~」
「2人とも、花さんが昇天しそうだから目の前で大人キスは止めようか」
いや、むしろ昇天大歓迎です。BLは甘味です、オトコの娘!?最高のトッピングだと震えますが!!