国王陛下はウブな新妻を甘やかしたい
「なぜ嘘をつく?」
「教えたくないからです」
ミリアンがはっきり言うと、レイが喉を鳴らしてクツクツと笑いだした。
「なかなか面白い女だ。しかし、無知というのも、時に後悔することになる。まぁ、歌のことはいい、私が聞きたかったのはそれだけだ」
「きゃ!」
レイはミリアンに歩み寄ったかと思うと、いきなり頑丈そうな腕がグイっとミリアンの細い腰にまわり強引に引き寄せた。その弾みで首に巻いていたストールがはらりと床に落ちる。
「な、なにするの!?」
たくましいレイの胸板に、自らの膨らみを押し付けるような格好になってミリアンは恥ずかしさで瞬時に突っぱねようとした。
「私の質問に答えられないというのなら、私の夜伽の相手にでもなってもらおうか」
暴れるミリアンの手首を掴んで、レイはニヤリと唇を歪めた。
「教えたくないからです」
ミリアンがはっきり言うと、レイが喉を鳴らしてクツクツと笑いだした。
「なかなか面白い女だ。しかし、無知というのも、時に後悔することになる。まぁ、歌のことはいい、私が聞きたかったのはそれだけだ」
「きゃ!」
レイはミリアンに歩み寄ったかと思うと、いきなり頑丈そうな腕がグイっとミリアンの細い腰にまわり強引に引き寄せた。その弾みで首に巻いていたストールがはらりと床に落ちる。
「な、なにするの!?」
たくましいレイの胸板に、自らの膨らみを押し付けるような格好になってミリアンは恥ずかしさで瞬時に突っぱねようとした。
「私の質問に答えられないというのなら、私の夜伽の相手にでもなってもらおうか」
暴れるミリアンの手首を掴んで、レイはニヤリと唇を歪めた。