クールな彼はバーテンダー





「雅也さんは覚えてないかもしれないけど
3年前私を助けてくれたの
その時から多分好きだったんだと思う」




そう、それはまだ私が20歳の頃




短大を卒業して就職すると同時に
実家を出て一人暮らしを始めた




元々方向音痴でもあったし




引っ越してすぐってこともあって
会社の場所がちゃんと分かってなかった




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