クールな彼はバーテンダー





圭ちゃんはニヤニヤしながら
違うお客さんの方へと行ってしまった




「深みのある赤をチョイスしてるから
派手すぎないし目元も口元も
ツヤが控えめで品がある」




「そ、そんな分析しないでよ〜!」



恥ずかしいから気を紛らわせるために
ファジーネーブルをぐっと飲む




「いいじゃん、今日の感じ」



へ?!




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