はつ恋【教師←生徒の恋バナ】
・蒼サイド
職員室に戻る道すがら、僕は桐生の担任に疑問をぶつけた。
「さっき、桐生は休みだって言いましたよね?何で…ですか?」
あいつ元気無かったけど、病気には見えなかった。
「まぁ、ちょっとな…。」
彼は、歯切れが悪そうに言葉を口にした。
普段からはっきり物事を言うタイプなので、それが気になって仕方ない。
「余程のワケあり?」
図星だったのか、周りを窺う素振りを見せた。
「忌引。」
ボソッと呟いた。
「ケミキ?」
後ろから聞こえた声に振り返ると、桐生の友達がいた。
「のわっ!
か、神谷…いつからいたんだ!?」
「さっきから。
蒼先生のことを記事にすると、MVP貰える確率アップするし。
それより、ケミキって何?」
神谷は、新聞部だったっけ…。
っつーかケミキ違うし、それを言うならキビキだ。
「さっき、桐生は休みだって言いましたよね?何で…ですか?」
あいつ元気無かったけど、病気には見えなかった。
「まぁ、ちょっとな…。」
彼は、歯切れが悪そうに言葉を口にした。
普段からはっきり物事を言うタイプなので、それが気になって仕方ない。
「余程のワケあり?」
図星だったのか、周りを窺う素振りを見せた。
「忌引。」
ボソッと呟いた。
「ケミキ?」
後ろから聞こえた声に振り返ると、桐生の友達がいた。
「のわっ!
か、神谷…いつからいたんだ!?」
「さっきから。
蒼先生のことを記事にすると、MVP貰える確率アップするし。
それより、ケミキって何?」
神谷は、新聞部だったっけ…。
っつーかケミキ違うし、それを言うならキビキだ。