どうしたって期待したい!!
どこまでも、言葉遊びでの翻弄だ。
含みたっぷりな言葉だけども確信は突かない。
こちらの焦りや羞恥だけを煽るだけ煽って反応を楽しむ意地悪な翻弄。
それにワナワナと憤りもするのに余計な言葉を感情任せに吐いたらそれこそ墓穴を掘りそうで。
まさに……墓穴掘りまくってる最中だとは思うんだけど。
苛立ちサンドバッグって……そんなわけあるかーい。
寧ろ愛情サンドバッグとしてならボロボロよ水城くん。
ってか、知ってたけど、薄々知ってて流してたけど……。
水城くんって凄く意地悪だよね?
酷いよっ、私一瞬今日の下着まで振り返る程にドキッとしちゃったのにっ!!
「ねえ、俺もコレ真似していい?」
「もう、お好きにどーぞ。私の顔写真でも何でも貼っつけて思う存分日々のストレスを解消したら如何でしょう?」
もう、どうにでもなれ。と自棄くそに、さらりと流しながらようやく紅茶の葉っぱを用意し始める。
だって、まともにつきあってたらそれこそ水城くんの意地悪の餌食だ。
それに今のやり取りで枕への羞恥は飛んじゃったしな。
人間、開き直りも防衛本能だよね。
そう簡単に、何度も殺られてあげられないのよ水城く…
「じゃあ、寝技かけて発散しよう」
「っ………」
あ、見えない血吐いた。
確実に最後のHPなくなった今。