どうしたって期待したい!!
「わ…私も……」
「うん?」
「いや…その…上がってるって言うか。」
「何が?」
「っ…わ、私も…水城くんに会えて嬉しくてテンション上がってるって言ったの!もう、マックス無敵の最強よ!?」
いや、私何言って…
「無いね、」
「へっ…!?」
「照れて言葉引っ込める鈴原のマックスより、家にまで押しかける俺のマックスのが最強無敵に決まってるでしょ」
「っ!!!?」
か、返す言葉が見つかりまっせぇぇぇん!!
そして、どうしたらそんな涼しい顔で普通の人なら照れちゃう言葉をまっすぐに投げられますか!?
そして……何故この盛り上がり最高潮寸前でクールダウンする様にシュークリームに意識戻しちゃうかなぁ!?
ここはほらっ!盛り上がりのままにクリスマスではお流れになった肝心なタイミングの再来じゃない!?
そもそも、もう殆ど言っちゃってる様なものだからね!?
私会いたさに押しかけたって、もうそれしかないでしょ!?ねぇっ!?
と、心では関係の進展を求める一言を渇望し叫んで悶絶しまくるのに、そんな視線を見て見ぬふりなのか、彼と言えば落ち着き払って紅茶を一口。