山猫は歌姫をめざす
❖あとがき
読者様へ
このページをひらいていただき、ありがとうございます(*^_^*)
作者の一茅苑呼です。
『山猫は歌姫をめざす』
を最後までお読みくださった読者様、ありがとうございます。
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まだ読んでないよー、という読者様。
こちらは、現代の日本(本作中はヤマト国という架空名称ですが)を舞台にしたファンタジーです。
人間が獣に変わる種族が当たり前に暮らす社会。
裏設定ではノアの箱船後、人間のさらなる進化によって、人が獣化するという設定です(笑)
なので、純粋な人間はいません。
本文中はアンデルセンにまつわる逸話で軽く説明させてもらいましたが。
ここでも説明させていただくと、ベートーヴェンは『犬族』の混血種設定です(笑)
混血種、というのは、ここだけ読むとややこしいかもしれませんが。
『犬族』の説明でさせてもらうのが解りやすいかと思うので、一例を。
『犬族』の混血種、とは。
『ジャーマンシェパード』✕『シベリアンハスキー』※
ということになります。
※この『カッコ内』にいろんな犬種が入る訳です。
ちなみに、これは作中の重要人物、犬飼留加を例にとりました。
そして、名字は血統を指し示す──ということで『犬飼』は『ジャーマンシェパード』の血をひいている、というのが解る訳です。
……と、あまり説明しちゃうと、
「そんな面倒臭い設定、いらん!」
と思われるかもしれないので(笑)、そういう設定はあくまでも「おまけ」と思っていただいてオッケーです。
この作品の主題はザックリ言いますと。
「未優【主人公】という少女が歌姫になって頑張りながら成長する物語」
に、
「留加【片想いの相手】と慧一【お目付け役的存在の婚約者】と薫【物腰やわらかな肉食系】に囲まれた恋愛ファンタジー」
でもあります。
逆ハーは言いすぎではありますが、基本、登場人物には好かれる主人公なので、その点ではストレスフリーな話。
(私が意地悪な人間が本当に苦手なので……意味もなくいじめエピソードは基本的に書きません)
だって……世の中、ストレス感じること多いじゃないですか、ねえ?
物語のなかくらい、ストレス感じたくないですよ、対人関係……(苦笑)
なので、私が書く話って基本コミュニケーションのとれる人物しか出てきません。
口は悪くても言葉を尽くせば伝わる人間同士の話です。
話が通じない人間を相手にするのは現実だけでたくさんなので……(接客業ウン十年勤めてきた人間の心の叫び)。
そういう訳で。
話が長くなりすぎて、ここまでお読みいただけたかは謎ですが。
少しでも、この物語を楽しんでいただけたのなら、幸いです。
また違う物語でもお会いできますように。
2024.5.12 一茅苑呼