コイをしたのは君
休み時間…
「ちょっと、席交換してよ咲薇ちゃん!何仲良く教科書シェアしてるの!私もしたい〜」
そんな事言われても…
「わたしだって変えたいよ〜。なんでイケメン様がわたしの隣なの…。それより結生ちゃん彼氏出来たんでしょ!?」
「それとこれは違うの♡ってかさっきからイケメン様イケメン様ってなに?」
さっき話せなかった朝の出来事を結生ちゃんに話した
でもキスの件についてはなんとなく恥ずかしくて言えなかった…
「偶然にしてもすごい確率よねそれって。」
「わたしだってまだバレてないってことだよね!?」
「いや、バレてるでしょ!」
でも、朝の事何も言ってなかったし…
「教科書見せてたけど朝のことにノータッチだよ?」
「優しい人なんじゃない?もしかしたら気に触らないようになかったフリをしてるのかも!まぁ、とりあえずイケメンとこれから仲良くなれるといいね」
「仲良くなんてならなくていいもん!」