DREAM キャッチャー

☆夢叶えます



誰?


私の目の前に立っている人は60代後半の
紳士的なおじいさんであった。


「1人ですか?そうですよね。
先ほど彼氏にフられたばかりですもんね。」


えっ?!何この人?!
何であたしの名前知っているの?


ス・・・ストーカー?
どうしよう。
ここ人気ないし、とにかく逃げよう!


そも瞬間・・・


「お嬢さん、今逃げようとしてたでしょう?」


「えっ?な・・・何で?」


「そうやって、いつまでも逃げてたら幸せなんて
来ないですよ?」


「ちょっ・・・」


「大学だって、そうです。
なぜその大学にしたんですか?」


「そ…っそれは…」


「先生から推薦もらったんじゃないんですか?」


「なんで?知って…」


「私は何でも知っています。」


何、この
おじいさん…


ヤバイヨ。
ここまであたしのこと知ってるとこっ怖い。


でも待って、もしかして占い師?
でもなぁ~…


「おじいちゃん!!探したよ!!」


えっ?誰?


私が振り返ると…


「えっ?」



…成海君?
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