何十回目かの嘘
私は今キャバクラ通りをゆっくりすすんでいる。
今日は新しく入った職場の歓送迎会。
職場はキャバクラ通りのど真ん中と抜けた先の2店舗を行ったり来たりしている。


てか、歓送迎会とかいらない。
本当にだるい。
金が稼げればそれでいい。
よろしくなんてしたいとも思わない。

のろのろ歩いてやっとついた。
のれんの下をくぐったら既に3人いた。
「おはようございます。」
作り笑いを浮かべて奥に進む。
「「「おはよ!」」」
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