彼氏の上手なつくりか譚





通話が終了。


ふーっと大きく息をついて、ベッドに横になった。


……私、今、自然に下村くんと通話できてた。


それも、上川くんみたいに、自慢話を聞くだけの通話じゃなくて、ちゃんと会話のキャッチボールができてた。


しかも、一緒に本屋に行く約束まで……。


ん? 一緒に? 本屋に?


ちょ! それって、つまり……。




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