彼氏の上手なつくりか譚
今の気持ちを忘れないために、早速昼休みに真奈とお昼を食べながら作戦会議をすることになった。
「さて、決意表明も済んだことだし、本題に入りますか」
いつもニコニコと楽しそうに学園生活を送っている真奈だけど、今日はまた一段と楽しそうに見えた。
いたずら好きな子供のような無邪気な笑顔。
でも、それは決して私をからかっているわけではない。
私がやりたい事を初めて自分から打ち明けた。
そのことを純粋に喜んでくれているからなのだ。