彼氏の上手なつくりか譚





待ち合わせ場所に行くため、前に進むため、私は下村くんと別れた。


「バイバイ」と笑顔で手を振って。


この瞬間、私たちは正式に友達になれた気がする。そんな別れ方だった。




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