愛してるからこそ手放す恋もある
荷物を取り合えず奥までお運び、お義姉さんが持たせてくれた袋とバケットを持ち、小野田さんの部屋2508号室へと向かう。
ここか…?
どんな人だろう…?
私の英語、通じる?
菱野部長からの話で日本人だとは分かってる。
だが、渡米してから年数がたってる。日本語は話せるのだろうか?
あぁ緊張する…
緊張をほぐすべく深呼吸をしてインターホンを押す。
『はい?』
「あっあの…」
『間に合ってます!』
はぁ?
間に合ってる…?
何が?
再びインターホンを押す。
すると突然ドアが開く。
「しつこいなぁ!?セールス勧誘はおことわり!!ったくなんのためのコンシェルジュだよ!?」
苛ついた男が出てきた。
えっえっ!!
見覚えるあるその男に思わず「平和ボケ!!」と叫び指差していた。
すると男は「なんだあんたか?」と低いテンションで言った。
「えっと私、S会社監理部の佐伯梨華と申します!畏れ入りますが、こちらに小野田浩司さんはおみえでは?」
「ええ、おみえですよ!あんたの目の前に!」
えっ!?
この人がCOOの小野田浩司!?
ここか…?
どんな人だろう…?
私の英語、通じる?
菱野部長からの話で日本人だとは分かってる。
だが、渡米してから年数がたってる。日本語は話せるのだろうか?
あぁ緊張する…
緊張をほぐすべく深呼吸をしてインターホンを押す。
『はい?』
「あっあの…」
『間に合ってます!』
はぁ?
間に合ってる…?
何が?
再びインターホンを押す。
すると突然ドアが開く。
「しつこいなぁ!?セールス勧誘はおことわり!!ったくなんのためのコンシェルジュだよ!?」
苛ついた男が出てきた。
えっえっ!!
見覚えるあるその男に思わず「平和ボケ!!」と叫び指差していた。
すると男は「なんだあんたか?」と低いテンションで言った。
「えっと私、S会社監理部の佐伯梨華と申します!畏れ入りますが、こちらに小野田浩司さんはおみえでは?」
「ええ、おみえですよ!あんたの目の前に!」
えっ!?
この人がCOOの小野田浩司!?