私を救ってくれたのは君でした。
「鶴谷さん、ちゃんときいてください。薬を服用しているため、そこまで日常生活に支障はないと思うのですが、前より痩せているきがします。このままでは悪化する一方ですよ。
僕は、医者という人の命を預かる仕事に就いた以上、このまま弱っていく廉くんをみていられません。放っておいてと言われても、放っておけません。
たとえ病人の願いが最優先事項である医者の義務であっても、助けたいです。もし上司に言われても、誰になにを言われようとも、僕は廉くんを助けたい……!」
「大丈夫です」
「これは!医者としてではなく、僕の私情もあります。……僕は医者としても廉くんを助けたい!けれど、医者としてではなく!僕、田中悟としても廉くんを助けたいんだ……」
「それでも俺は延命とかはしませんよ?」
「廉くんは、入院するのが嫌なんだろう?」
「まぁ、はい」
「じゃあ、薬で延命っていうのはどうでしょう」
「え、そんなのがあるんですか?!」
「はい。副作用もありませんし、どうでしょう、試して見ますか?」
僕は、医者という人の命を預かる仕事に就いた以上、このまま弱っていく廉くんをみていられません。放っておいてと言われても、放っておけません。
たとえ病人の願いが最優先事項である医者の義務であっても、助けたいです。もし上司に言われても、誰になにを言われようとも、僕は廉くんを助けたい……!」
「大丈夫です」
「これは!医者としてではなく、僕の私情もあります。……僕は医者としても廉くんを助けたい!けれど、医者としてではなく!僕、田中悟としても廉くんを助けたいんだ……」
「それでも俺は延命とかはしませんよ?」
「廉くんは、入院するのが嫌なんだろう?」
「まぁ、はい」
「じゃあ、薬で延命っていうのはどうでしょう」
「え、そんなのがあるんですか?!」
「はい。副作用もありませんし、どうでしょう、試して見ますか?」