私を救ってくれたのは君でした。
「なんかこの前外で見かけたって友達が言ってたからさ」
この前のか、やっぱり見つかってたか。
「わかんないよ」
「そう」
その後は会話が続かず沈黙が続く。
「もし進展あったら教えてね♪」
「うん」
「天宮!」
校門で誰かが私の名前を呼んだ。
その人は、バイクに乗っていて、ヘルメットを右手に左手で手を振る。この声は、鶴谷くんだ。
「ふふっ、じゃあね雪希ちゃん」
「うん」
綾ちゃんはひとりで帰っていった。
「乗ってくか?」
「乗らせるつもりでしょ、乗るよ」
鶴谷くんはヘルメットを私に渡す。私はそれを頭につけると、鶴谷くんの後ろに乗った。
「しっかり捕まっとけ」
この前のか、やっぱり見つかってたか。
「わかんないよ」
「そう」
その後は会話が続かず沈黙が続く。
「もし進展あったら教えてね♪」
「うん」
「天宮!」
校門で誰かが私の名前を呼んだ。
その人は、バイクに乗っていて、ヘルメットを右手に左手で手を振る。この声は、鶴谷くんだ。
「ふふっ、じゃあね雪希ちゃん」
「うん」
綾ちゃんはひとりで帰っていった。
「乗ってくか?」
「乗らせるつもりでしょ、乗るよ」
鶴谷くんはヘルメットを私に渡す。私はそれを頭につけると、鶴谷くんの後ろに乗った。
「しっかり捕まっとけ」