大好きな彼は超能天気ボーイ
功の方に目をやれば、

先輩たちと楽しそうに話してる。



男の子の友情って感じがよくわかんないんだけど、
自分の事のように嬉しかったりする。




「ね、梨乃。これからは梨乃に任せたよ?」

「えっ、私ですか?
でも私そんな…先輩みたいにできる自信ないです。」


「んーん。梨乃は良い子だから。
気がきくし、声通るし、器用だし、可愛いし。
マネージャーとして十分だよ。
梨乃ならできる。」




可愛いはマネージャーと関係なくない?
そうツッコミたいとこだけど、
先輩の4連続褒め攻撃をくらい、かなりの困惑状態。




でも嬉しかったりする。
こんなに褒めてくれるなんて、
よっぽど私たちの事をちゃんと見てくれてるからこそだと思う。


「やっぱり三宅先輩は凄いです!
ちょくちょく顔だしてくださいよ?」


「うん。もちろんね。」
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