大好きな彼は超能天気ボーイ
学校につけば、玄関口に人がたくさん。



クラス表が貼ってある。



でも、その瞬間ふと思った事が……



友達、出来るかな?功と離れたらどうしようって。


「功…、」


先々進んで行ってしまう功の肘を引っ張る。


「ん?どした。まさか不安になっちゃった?」



功は、かがんで私の肩を持つ。

こくん。

私はそう頷いた。



「大抵強がるのにこういう時だけ心配性を発症するなあ。

梨乃なら何とかやってけるし、それに僕がいるでしょ?」


そういって功は私のほっぺたを優しく撫でた。
こんな能天気で適当な大丈夫のはずなのになんか安心するんだよね。


「功…。でも離れたらどうするの?寂しくて耐えられないよ。」


「そしたら、休み時間会いにきてやるから。ね?」



「うん!」


そうして、いざ、クラス表へ!

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