姫☆組 2nd (姫シリーズVol.2) 【完】
変装?らしき小物は賢次のメガネだけ…
姫花のサングラスは、本当に日光避けだったから…
「お待たせしました!」息を弾ませている咲
「そんなに急がなくても大丈夫だよ まだ一人来ていないから…」と賢次は咲に微笑み掛けた
「えっ! そうなんですか! はぁ~良かった~」
「搭乗ギリまで来なそうじゃない?」とりんはバックからサングラスを出してかけた
今更…
「姫花、電話して」ガクは妹を使う
姫花もぶつぶつ言いながらも、携帯の履歴から潤也の名前を出し、通話ボタンを押した
流れ出した、洋楽~♪は潤也の崇拝する昔のバンド
ガチャ
「潤也~ 今どこ~」
やる気のない姫花の声
「ハァハァ…」
聞こえてくるのは、潤也の荒い息
「……」
次の言葉が続かない姫花
固まる姫花を不思議に思った日向が携帯を姫花の手から奪い、耳に当てた
一瞬驚いたように目を見開くも、段々青ざめる日向の表情
周囲も、そんな日向に最初は訳の分からない表情をしていたが、日向の指差す方向に視線を巡らせ、絶句した
姫花のサングラスは、本当に日光避けだったから…
「お待たせしました!」息を弾ませている咲
「そんなに急がなくても大丈夫だよ まだ一人来ていないから…」と賢次は咲に微笑み掛けた
「えっ! そうなんですか! はぁ~良かった~」
「搭乗ギリまで来なそうじゃない?」とりんはバックからサングラスを出してかけた
今更…
「姫花、電話して」ガクは妹を使う
姫花もぶつぶつ言いながらも、携帯の履歴から潤也の名前を出し、通話ボタンを押した
流れ出した、洋楽~♪は潤也の崇拝する昔のバンド
ガチャ
「潤也~ 今どこ~」
やる気のない姫花の声
「ハァハァ…」
聞こえてくるのは、潤也の荒い息
「……」
次の言葉が続かない姫花
固まる姫花を不思議に思った日向が携帯を姫花の手から奪い、耳に当てた
一瞬驚いたように目を見開くも、段々青ざめる日向の表情
周囲も、そんな日向に最初は訳の分からない表情をしていたが、日向の指差す方向に視線を巡らせ、絶句した