姫☆組 2nd (姫シリーズVol.2) 【完】
「結局さ、お前は、自分の事しか考えていなかったんだな」
今までにない冷たい視線の潤也
「龍馬はさ、自分が犠牲になったとでも思ってるのかもしれないけど、ただの逃げだよ? 昨日の会見で、まず、KINGのメンバーに仕事のしわ寄せが行ってる・・ そして、姫花・・自分のせいでこうなったと思ってる・・ 日向さんも頭を抱えていたよ・・」
賢次は一切龍馬を見ようとはしない
「・・・・・」
龍馬にそんなつもりはなかった
引退表明することで、スキャンダル記事はなくなり、みんな自由になる
仕事がなくなった自分は、親父の望むとおり、母国へ行き仕事を継ぎ、ソナの側にいる
全てが丸く収まると思っていた
「考えが甘いんだよ・・・ 」
さっきまでの鋭い視線は影を潜め、潤也はため息をついた
「・・どうすれば・・よかったんだよ・・」
龍馬は肩を落とした
「・・龍馬はさ・・一人で抱え込みすぎなんだって・・ 少しは頼れよ?」と賢次
「・・・・・・」
「今の仕事、好きなんだろ? 自分で望んで入った世界なんだろーが! 簡単に捨てんなや!」潤也は龍馬の肩を叩いた
「・・もう・・遅い」
龍馬の肩は震えていた
今までにない冷たい視線の潤也
「龍馬はさ、自分が犠牲になったとでも思ってるのかもしれないけど、ただの逃げだよ? 昨日の会見で、まず、KINGのメンバーに仕事のしわ寄せが行ってる・・ そして、姫花・・自分のせいでこうなったと思ってる・・ 日向さんも頭を抱えていたよ・・」
賢次は一切龍馬を見ようとはしない
「・・・・・」
龍馬にそんなつもりはなかった
引退表明することで、スキャンダル記事はなくなり、みんな自由になる
仕事がなくなった自分は、親父の望むとおり、母国へ行き仕事を継ぎ、ソナの側にいる
全てが丸く収まると思っていた
「考えが甘いんだよ・・・ 」
さっきまでの鋭い視線は影を潜め、潤也はため息をついた
「・・どうすれば・・よかったんだよ・・」
龍馬は肩を落とした
「・・龍馬はさ・・一人で抱え込みすぎなんだって・・ 少しは頼れよ?」と賢次
「・・・・・・」
「今の仕事、好きなんだろ? 自分で望んで入った世界なんだろーが! 簡単に捨てんなや!」潤也は龍馬の肩を叩いた
「・・もう・・遅い」
龍馬の肩は震えていた