姫☆組 2nd (姫シリーズVol.2) 【完】
「遅くなんてない・・ 」賢次は立ち上がって、龍馬を見下ろした
「BXの22時の生放送にでるから お前もな」と潤也も立ち上がり、龍馬に手を差し出した
「え!?」
状況の飲み込めない龍馬は、二人を見上げた
「日向さんと、潤也、がっくんも出る・・ 姫花も出たほうがいいんだろうけど、あの状況じゃ無理だと思う・・ 今回のスキャンダルの真相を話すんだ」と賢次
龍馬はふたりをしばらく見ていたが
「わかった」と言い、潤也の手を取り、立ち上がった
「よし、失敗は許されない・・ がっくんと日向さんも待ってるから、行こう」と賢次はテラスを後にした
それに、潤也、龍馬と続き、三人はそのまま校門を出て行ったのだった
大倉家に着くと、リビングにガクと日向が座っていた
姫花は、ホームドクターに往診に来てもらい、部屋で点滴を打ち寝ていた
龍馬は、ガクと日向を見ると、深く頭を下げた
「すみませんでした」
「・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
頭を上げようとしない龍馬をしばらくみつめるだけのふたり
本当は、1発くらい殴りたいと思っていた
独りよがりな引退表明のおかげで、どんどん絡まっているこの状況・・
しかし、龍馬を目の前にして、そんな気は失せてしまっていた
「BXの22時の生放送にでるから お前もな」と潤也も立ち上がり、龍馬に手を差し出した
「え!?」
状況の飲み込めない龍馬は、二人を見上げた
「日向さんと、潤也、がっくんも出る・・ 姫花も出たほうがいいんだろうけど、あの状況じゃ無理だと思う・・ 今回のスキャンダルの真相を話すんだ」と賢次
龍馬はふたりをしばらく見ていたが
「わかった」と言い、潤也の手を取り、立ち上がった
「よし、失敗は許されない・・ がっくんと日向さんも待ってるから、行こう」と賢次はテラスを後にした
それに、潤也、龍馬と続き、三人はそのまま校門を出て行ったのだった
大倉家に着くと、リビングにガクと日向が座っていた
姫花は、ホームドクターに往診に来てもらい、部屋で点滴を打ち寝ていた
龍馬は、ガクと日向を見ると、深く頭を下げた
「すみませんでした」
「・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
頭を上げようとしない龍馬をしばらくみつめるだけのふたり
本当は、1発くらい殴りたいと思っていた
独りよがりな引退表明のおかげで、どんどん絡まっているこの状況・・
しかし、龍馬を目の前にして、そんな気は失せてしまっていた