姫☆組 2nd (姫シリーズVol.2) 【完】
「仕事はどう?」
日向は、少しずつだが、以前の様に生活を送れるようになってきた姫花に安堵していた
「うん みんなと一緒だから、学校の延長みたいで楽しいよ?」
姫花も日向に微笑んだ
「もうすぐだな?」
日向はカレンダーに目をやりながらつぶやいた
「・・そうだね・・ なんか寂しくなるね・・」
二人は、龍馬がこの世界から遠ざかることが寂しかったのだ
それは、ふたりだけではないのだが・・
「最後に・・一緒に仕事したかったなぁ・・」
姫花は、【姫★組】をパラパラとめくっていた
「そうだな・・ でも、龍馬くんは、31日ギリギリまで仕事が詰まってるって話だから、たとえ、一緒の仕事の企画があったとしてももうスケジュールの余裕はないよ・・ 次は、俺もちゃんとその写真集に参加したかったけどね」
【姫★組】に載ってはいるものの、姫花とのラブショットだけで、ちゃんとみんなとスタジオで撮影していない日向は、次の機会はぜひに参加したいと思っていたのだった
「そうだね~ 龍馬は引退するわけじゃないし、この写真集だけは、次回も強制参加って事で!」
と姫花は日向にいたずらに微笑んだのだった
こうして月日は流れていき、カレンダーは師走に入り、龍馬は入っていた仕事を全てこなし、新しい年へカウントダウンに入っていた
日向は、少しずつだが、以前の様に生活を送れるようになってきた姫花に安堵していた
「うん みんなと一緒だから、学校の延長みたいで楽しいよ?」
姫花も日向に微笑んだ
「もうすぐだな?」
日向はカレンダーに目をやりながらつぶやいた
「・・そうだね・・ なんか寂しくなるね・・」
二人は、龍馬がこの世界から遠ざかることが寂しかったのだ
それは、ふたりだけではないのだが・・
「最後に・・一緒に仕事したかったなぁ・・」
姫花は、【姫★組】をパラパラとめくっていた
「そうだな・・ でも、龍馬くんは、31日ギリギリまで仕事が詰まってるって話だから、たとえ、一緒の仕事の企画があったとしてももうスケジュールの余裕はないよ・・ 次は、俺もちゃんとその写真集に参加したかったけどね」
【姫★組】に載ってはいるものの、姫花とのラブショットだけで、ちゃんとみんなとスタジオで撮影していない日向は、次の機会はぜひに参加したいと思っていたのだった
「そうだね~ 龍馬は引退するわけじゃないし、この写真集だけは、次回も強制参加って事で!」
と姫花は日向にいたずらに微笑んだのだった
こうして月日は流れていき、カレンダーは師走に入り、龍馬は入っていた仕事を全てこなし、新しい年へカウントダウンに入っていた