姫☆組 2nd (姫シリーズVol.2) 【完】
【姫★組 G・ver】
ガクは、連日過密スケジュールの為、睡眠時間は一日平均3時間という過酷な毎日を送っていた
この日も、朝方の帰宅となり、目覚まし時計とマネージャーからの電話によりたたき起こされた
寝ぼけながらもリビングに行き、まず、テレビをつける
部屋に掛かった時計の針は8時を過ぎている
姫花はもう学校なり、仕事なりにいったのか、家の中は静かだった
ガクは、そのままテーブルにあったコーヒーメーカーからコーヒーをカップに注ぎ、何気なく、新聞を持ち、そのままソファへと移動した
そんな時、テレビから聞こえる「姫★組」という言葉
なんだろう・・と開きかけた新聞をわきに置き、テレビを見る
そこには興奮したレポーターが、ガクの見たことのないポスターを手に、開店前の書店に並ぶ、男の子の取材をしているところだった
レ)「君はいつこの発売を知ったの?」
男)「今朝です! 電車の中刷りを見て、それで急いで、本屋に来ました」
レ)「学校は?」
男)「それどころじゃないですよ!! 姫花とりんと咲だけの写真集ですよ! 絶対、初版本が欲しいんです!!」
画面のなかで鼻息あらく、男の子は話していた
レポーターの中継は続く
「一切の宣伝なしで、今朝未明急に発売を発表された【姫★組 G・ver】ですが、このGバージョンのGは、もちろんガールズの意味なのですが、ここに並んでいるファンの間では、Gスポットの意味もあるのではないかといわれています」
「ぶふぉ!! 熱っちぃ!!!」
このレポーターの言葉を聞き、ガクは思わず、飲んでいたコーヒーを吹きこぼし、熱いコーヒーを自分の膝にかけてしまった
この日も、朝方の帰宅となり、目覚まし時計とマネージャーからの電話によりたたき起こされた
寝ぼけながらもリビングに行き、まず、テレビをつける
部屋に掛かった時計の針は8時を過ぎている
姫花はもう学校なり、仕事なりにいったのか、家の中は静かだった
ガクは、そのままテーブルにあったコーヒーメーカーからコーヒーをカップに注ぎ、何気なく、新聞を持ち、そのままソファへと移動した
そんな時、テレビから聞こえる「姫★組」という言葉
なんだろう・・と開きかけた新聞をわきに置き、テレビを見る
そこには興奮したレポーターが、ガクの見たことのないポスターを手に、開店前の書店に並ぶ、男の子の取材をしているところだった
レ)「君はいつこの発売を知ったの?」
男)「今朝です! 電車の中刷りを見て、それで急いで、本屋に来ました」
レ)「学校は?」
男)「それどころじゃないですよ!! 姫花とりんと咲だけの写真集ですよ! 絶対、初版本が欲しいんです!!」
画面のなかで鼻息あらく、男の子は話していた
レポーターの中継は続く
「一切の宣伝なしで、今朝未明急に発売を発表された【姫★組 G・ver】ですが、このGバージョンのGは、もちろんガールズの意味なのですが、ここに並んでいるファンの間では、Gスポットの意味もあるのではないかといわれています」
「ぶふぉ!! 熱っちぃ!!!」
このレポーターの言葉を聞き、ガクは思わず、飲んでいたコーヒーを吹きこぼし、熱いコーヒーを自分の膝にかけてしまった