姫☆組 2nd (姫シリーズVol.2) 【完】
最初は、日向やアニキ達に見せ付けてやりたくて、出そうと思った
けど、段々面白くなって、こうしたい、ああしたい、もっと良いものを・・って思うようになった
だから、1作目のみんなで作ったものより愛着があったし、自信もあった
だから、どこまで世間で通用するか真剣だったのに・・・
「悪かったよ・・ 俺も男だからさ、周りに負けていらんねぇっつうか、意地もプライドもあって、正直、“姫★組”の撮影スケジュールがなくなったのにも気がつかなかった・・ お前等のつくったモノ良く撮れてると思うよ でも、初版で勘弁してくれねぇか?」
とガク
「・・・・・何したの?」
「この写真集の権利を買い取った・・」
「・・・・・彼女にも妹にも嫌われたいわけ?」
「・・まさかっ!! スケジュール調整するから! 潤也も賢次も大吾も龍馬も、日向も集合させて、ちゃんと作ろう・・な?」
ガクは体をかがめ、姫花を覗き込んだ
「・・・・わかればいいのよ? 判れば!」
姫花は涙をいっぱいにためた目を擦った
「・・擦るなよ・・ 後で腫れるだろ? じゃ、行って来るからな?」
ガクは、姫花の頭にポンッと手を乗せ、仕事に向った
「・・・子どもじゃないっつーの」
姫花はそんな兄の後姿を笑って見送ったのだった
けど、段々面白くなって、こうしたい、ああしたい、もっと良いものを・・って思うようになった
だから、1作目のみんなで作ったものより愛着があったし、自信もあった
だから、どこまで世間で通用するか真剣だったのに・・・
「悪かったよ・・ 俺も男だからさ、周りに負けていらんねぇっつうか、意地もプライドもあって、正直、“姫★組”の撮影スケジュールがなくなったのにも気がつかなかった・・ お前等のつくったモノ良く撮れてると思うよ でも、初版で勘弁してくれねぇか?」
とガク
「・・・・・何したの?」
「この写真集の権利を買い取った・・」
「・・・・・彼女にも妹にも嫌われたいわけ?」
「・・まさかっ!! スケジュール調整するから! 潤也も賢次も大吾も龍馬も、日向も集合させて、ちゃんと作ろう・・な?」
ガクは体をかがめ、姫花を覗き込んだ
「・・・・わかればいいのよ? 判れば!」
姫花は涙をいっぱいにためた目を擦った
「・・擦るなよ・・ 後で腫れるだろ? じゃ、行って来るからな?」
ガクは、姫花の頭にポンッと手を乗せ、仕事に向った
「・・・子どもじゃないっつーの」
姫花はそんな兄の後姿を笑って見送ったのだった