姫☆組 2nd (姫シリーズVol.2) 【完】
咲はふたりのくだらない会話にはあえて加わらず、一人目を閉じ、ウトウトしていた

姫花とりんもしばらく、ペチャクチャ喋っていたが、パックの後のマッサージがあまりにも心地よく、すっかり寝てしまい、90分のスパはあっという間だった
それから、出されたハーブティーを飲みながら、フットケアとペディキュアをしてもらい、三人は上機嫌で、スパを出た

それから、ホテルに入っているブランド店に入り、お揃いで時計を買おうと、ショーケースを覗いていた

「これは?」 りんが文字盤で宝石が輝いている時計を指す

「綺麗~ でも、ベルトはこっちがいいかも」姫花は別の時計を指す

「文字盤のデザインはこっちの方がよくない?」咲も別の時計を指す

「ん~ なかなかないね~」とりんは別のショーケースを覗きに行ってしまった
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