姫☆組 2nd (姫シリーズVol.2) 【完】
潤也はそっと立ち上がり、ツリーの下から離れた
しばらくして、姫花の元に戻ってきた潤也は、姫花を抱き上げ、歩き出した
潤也はそのままバスルームに姫花を連れて行き、そっと降ろした
そして、姫花が抱きしめているガクからのプレゼントを開け、浴槽に浮かべ、オイルを数滴垂らした
そして、服を着たままの姫花をその浴槽に入れ、自分はそのままバスルームを後にした
浴槽に浮かんでいる、花の形のままのバラとあの日の香りに姫花は涙が止まらなかった
バラは姫花と日向にとって特別なものだった
アミに裏切られ、入院していた姫花に毎日届いた日向からのバラの花束
バレンタインは、教室の机の上にバラの花束、自宅はバラに埋もれるほどだった
日向は何かというとバラをプレゼントしてくれたっけ・・
日向の一番好きな花だった
本物にこだわって、いつもブルガリア産だったな~
止まっていた姫花の時計の針が、再び動き出した瞬間だった
浴槽の外に服を脱ぎ捨て、姫花は潤也の用意してくれた時間を堪能した
それから、姫花は、自らの意思で着替え、髪を結い、潤也の待つリビングへ入っていった
姫花の姿をみた潤也は驚きのあまり、持っていたグラスを落としてしまった
「・・・何やってんのよ・・本当・・」
と姫花は潤也の足元に砕け散ったグラスの破片を拾っていく
「・・姫花? 」
潤也は、姫花と同じようにひざまずき、姫花に視線を合わせた
「潤也、ありがとうね・・」
姫花は潤也の視線から逃れるように俯いた
しばらくして、姫花の元に戻ってきた潤也は、姫花を抱き上げ、歩き出した
潤也はそのままバスルームに姫花を連れて行き、そっと降ろした
そして、姫花が抱きしめているガクからのプレゼントを開け、浴槽に浮かべ、オイルを数滴垂らした
そして、服を着たままの姫花をその浴槽に入れ、自分はそのままバスルームを後にした
浴槽に浮かんでいる、花の形のままのバラとあの日の香りに姫花は涙が止まらなかった
バラは姫花と日向にとって特別なものだった
アミに裏切られ、入院していた姫花に毎日届いた日向からのバラの花束
バレンタインは、教室の机の上にバラの花束、自宅はバラに埋もれるほどだった
日向は何かというとバラをプレゼントしてくれたっけ・・
日向の一番好きな花だった
本物にこだわって、いつもブルガリア産だったな~
止まっていた姫花の時計の針が、再び動き出した瞬間だった
浴槽の外に服を脱ぎ捨て、姫花は潤也の用意してくれた時間を堪能した
それから、姫花は、自らの意思で着替え、髪を結い、潤也の待つリビングへ入っていった
姫花の姿をみた潤也は驚きのあまり、持っていたグラスを落としてしまった
「・・・何やってんのよ・・本当・・」
と姫花は潤也の足元に砕け散ったグラスの破片を拾っていく
「・・姫花? 」
潤也は、姫花と同じようにひざまずき、姫花に視線を合わせた
「潤也、ありがとうね・・」
姫花は潤也の視線から逃れるように俯いた