姫☆組 2nd (姫シリーズVol.2) 【完】
手を出そうとする姫花に
「お前はいつも食ってるだろ~が! お客さんに先に配るだろ?」
と潤也が姫花を小突く
「はいはい・・」
としぶしぶ手を引っ込める姫花はそのまま立ち上がり、ソファに座った
そして、姿勢を正し、口を開いた
「みんな、今日はわざわざこっちまで来てくれてありがとうね
ヒナもみんなに見送られて逝ける事喜んでいると思う
私、コレが済んだら、日本に戻ろうと思ってる
学校も卒業したいし・・・
それで、お願いがあるんだけど、2ndの出版、延期にしてほしいの
もう少し、待って欲しい・・・」
姫花はみんなの顔を見渡した
さっきまでの潤也とのやり取りで、潤也に乗り換えたのか・・と思ったが、まだ姫花の心に神路日向が生きている・・と感じた
そんな空気の中
「いいよ・・・」
賢次が口を開いた
「日向さんも姫花のタイミングでいいって言うと思うし・・ それより、卒業したらどうするの?」
「ん~ とりあいず、のんびりする?」
と姫花
「・・今ものんびりしてんじゃん!」
と大吾は笑った
そして、いつものメンバーの中にいつもの時間が流れた
姿はないけど、その時間の中に日向がいるんだと、みんな感じていた
「お前はいつも食ってるだろ~が! お客さんに先に配るだろ?」
と潤也が姫花を小突く
「はいはい・・」
としぶしぶ手を引っ込める姫花はそのまま立ち上がり、ソファに座った
そして、姿勢を正し、口を開いた
「みんな、今日はわざわざこっちまで来てくれてありがとうね
ヒナもみんなに見送られて逝ける事喜んでいると思う
私、コレが済んだら、日本に戻ろうと思ってる
学校も卒業したいし・・・
それで、お願いがあるんだけど、2ndの出版、延期にしてほしいの
もう少し、待って欲しい・・・」
姫花はみんなの顔を見渡した
さっきまでの潤也とのやり取りで、潤也に乗り換えたのか・・と思ったが、まだ姫花の心に神路日向が生きている・・と感じた
そんな空気の中
「いいよ・・・」
賢次が口を開いた
「日向さんも姫花のタイミングでいいって言うと思うし・・ それより、卒業したらどうするの?」
「ん~ とりあいず、のんびりする?」
と姫花
「・・今ものんびりしてんじゃん!」
と大吾は笑った
そして、いつものメンバーの中にいつもの時間が流れた
姿はないけど、その時間の中に日向がいるんだと、みんな感じていた