姫☆組 2nd (姫シリーズVol.2) 【完】
この運転手からこれ以上の情報は得られないと悟ったからだ
昼間は、確かに姫花にそっくりで思わず振り返ってまで見てしまった
結局、車のスピードが速くて、後姿も見れなかったけど・・
でも、姫花が若い男二人連れて、ココにいるか!?
一途に日向を思っていた姫花を知っている龍馬は、姫花がそんな行動をするようには思えなかったのだ
何かがおかしい・・・
昼間の女は本当に、姫花だったのか?
もし、本当に姫花だったなら、見つけてあげたい
でも、姫花は見つかりたくないのかも・・
葛藤しながらも、龍馬は、一晩中探し回ったが、結局姫花は見つからなかった
そして、朝を迎え、一番の便でガクがやってきた
「がっくん、お疲れ・・」
龍馬は、自分の運転で空港までガクを迎えに行った
「悪いな・・・ 姫花を見たっていう話、もう一度聞かせてもらえないか?」
車に乗り込むなり、ガクは本題に入る
龍馬は、昨日の様子を詳しく説明した
「そうか・・ とりあえず姫花を見掛けたって場所まで行ってくれるか?」
とガクに言われ、龍馬は、ハンドルを切りながら、ずっと思っていた事を口にした
「俺の見間違えかもしれません・・・」
ガク自身も忙しいのに、わざわざこっちまで来たのは、自分が言ったから・・
ココに来て、人違いでした・・なんて申し訳なさ過ぎる・・
「いや・・もし龍馬が、姫花と見間違う程の女なら、スカウトしたいしね・・ タダじゃあ転ばないから気にすんな!」
「それはいいアイデアですね~」
意外にも、車内に重い空気は流れず、龍馬は順調に車を走らせて行った
昼間は、確かに姫花にそっくりで思わず振り返ってまで見てしまった
結局、車のスピードが速くて、後姿も見れなかったけど・・
でも、姫花が若い男二人連れて、ココにいるか!?
一途に日向を思っていた姫花を知っている龍馬は、姫花がそんな行動をするようには思えなかったのだ
何かがおかしい・・・
昼間の女は本当に、姫花だったのか?
もし、本当に姫花だったなら、見つけてあげたい
でも、姫花は見つかりたくないのかも・・
葛藤しながらも、龍馬は、一晩中探し回ったが、結局姫花は見つからなかった
そして、朝を迎え、一番の便でガクがやってきた
「がっくん、お疲れ・・」
龍馬は、自分の運転で空港までガクを迎えに行った
「悪いな・・・ 姫花を見たっていう話、もう一度聞かせてもらえないか?」
車に乗り込むなり、ガクは本題に入る
龍馬は、昨日の様子を詳しく説明した
「そうか・・ とりあえず姫花を見掛けたって場所まで行ってくれるか?」
とガクに言われ、龍馬は、ハンドルを切りながら、ずっと思っていた事を口にした
「俺の見間違えかもしれません・・・」
ガク自身も忙しいのに、わざわざこっちまで来たのは、自分が言ったから・・
ココに来て、人違いでした・・なんて申し訳なさ過ぎる・・
「いや・・もし龍馬が、姫花と見間違う程の女なら、スカウトしたいしね・・ タダじゃあ転ばないから気にすんな!」
「それはいいアイデアですね~」
意外にも、車内に重い空気は流れず、龍馬は順調に車を走らせて行った