姫☆組 2nd (姫シリーズVol.2) 【完】
ドサッ・・

ジフンはKを床に落とし、そのままガクに向って土下座をした

「・・おい・・ ジフン?」

その行動に龍馬は困惑気味だ

「どういう事?」

無表情のガクは一歩、また一歩とジフンに歩みを進めていく

「・・・・・・」

ジフンはひたすら額を床にこすりつけた

「・・・なぁ・・ 姫花は? 連れて帰りてぇんだけど?」

ガクはジフンの前で立ち止まった

ガクのつま先の数センチ先にはジフンの頭

「・・・・・・・」

「おい、ジフン どういう事だ? 姫花は?」

龍馬は膝を曲げ、ジフンの肩をつかみ起き上がらせた

「・・いなくなった・・」

ジフンは視線を落としつぶやいた

「は!?」

・・と龍馬が言った瞬間、ガシッとガクに胸倉をつかまれたジフンはそのまま立ち上がらせられた

「どういう事だ?」

ガクはジフンの胸倉をさらに締め上げた
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