姫☆組 2nd (姫シリーズVol.2) 【完】
「籠姫ってところだろ? 昨日も、温室で一人で過ごしていたもんなぁ・・」
と龍馬は昨日の姫花を思い出していた
「極力人目に触れないように、自分だけのものにでもしようとしたのか?」
「そういや・・お前のボディガードも随分離れていたしな・・ 俺が近づいても気がつかねぇし・・ あん時は、そいつの力量かとおもっていたけど、あれは、ガードなんかしてんなかったんだな 」
と龍馬はひとり納得した
「・・どいういう事だ?」
ジフンが顔を上げた
「簡単なこと お前の側近たちは、ハナッから姫花をガードなんかしていなかった・・ しているフリをしてただけ・・ 姫花が誰かに狙われて消えても、なんの支障もない・・
しかも、お前が執着していた女がいなくなれば、また家業に戻ってくれるかもしれない・・ そんなとこだろ?」
と龍馬はサラッと言い終えた
「ふざけんな! 姫花をてめぇらの世界に首突っ込ませんな! あいつは今までも、これからも一切関わらねぇぞ!」
ガクは龍馬の胸倉を掴みあげた
「がっくん!! わかってるって!! 落ち着いて!!」
自分のシャツからガクの手を引き離す龍馬
龍馬の言葉に、ジフンは唖然と固まってしまい、目の前でガクが怒鳴っている声さえも届いていないようだった
「・・り・・龍馬・・・」
しばらくしてジフンが口を開いた
「「・・・・・・・」」
龍馬もガクも黙ってジフンを視界にいれる
「・・本当に、申し訳なかった・・」
ジフンは再び立ち上がり、頭を下げた
「・・・・・・・」
その姿を見て、ガクは黙って立ち上がり、部屋を出て行こうとしていた
龍馬もガクを追って、たちあがり、ドアの前でジフンを振り返り口を開いた
と龍馬は昨日の姫花を思い出していた
「極力人目に触れないように、自分だけのものにでもしようとしたのか?」
「そういや・・お前のボディガードも随分離れていたしな・・ 俺が近づいても気がつかねぇし・・ あん時は、そいつの力量かとおもっていたけど、あれは、ガードなんかしてんなかったんだな 」
と龍馬はひとり納得した
「・・どいういう事だ?」
ジフンが顔を上げた
「簡単なこと お前の側近たちは、ハナッから姫花をガードなんかしていなかった・・ しているフリをしてただけ・・ 姫花が誰かに狙われて消えても、なんの支障もない・・
しかも、お前が執着していた女がいなくなれば、また家業に戻ってくれるかもしれない・・ そんなとこだろ?」
と龍馬はサラッと言い終えた
「ふざけんな! 姫花をてめぇらの世界に首突っ込ませんな! あいつは今までも、これからも一切関わらねぇぞ!」
ガクは龍馬の胸倉を掴みあげた
「がっくん!! わかってるって!! 落ち着いて!!」
自分のシャツからガクの手を引き離す龍馬
龍馬の言葉に、ジフンは唖然と固まってしまい、目の前でガクが怒鳴っている声さえも届いていないようだった
「・・り・・龍馬・・・」
しばらくしてジフンが口を開いた
「「・・・・・・・」」
龍馬もガクも黙ってジフンを視界にいれる
「・・本当に、申し訳なかった・・」
ジフンは再び立ち上がり、頭を下げた
「・・・・・・・」
その姿を見て、ガクは黙って立ち上がり、部屋を出て行こうとしていた
龍馬もガクを追って、たちあがり、ドアの前でジフンを振り返り口を開いた