姫☆組 2nd (姫シリーズVol.2) 【完】
その日の夜、姫花は一人AQUAのカウンターに座っていた
目の前にはチェリーから取り上げたゴシップ誌
「・・・・・・」
「ヒメがそんなの読むなんてめずらしいね~」
カウンターの中からアリが声を掛けた
「ん~ まぁねぇ・・ コレ、潤也の記事・・」
と姫花は雑誌をアリに見せた
「へぇ・・ 向こうで成功したんだなぁ・・ この調子じゃあ、コレクションの仕事もオーディションじゃなくて、ブランドの方からのオファーとかでやってけるんじゃねぇの?」
とアリは最初の記事の方に目を通していた
「そうだね・・ 私がいた頃は毎日のようにオーディション受けてたけど・・」
姫花はどこか懐かしむように遠い目をしている
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「それで?」
グラスを磨く手を休めたアリは姫花を射抜くように見ている
「え? 」
アリの言葉が理解できない姫花にアリはため息をつき、言葉を続けた
「ヒメは、この金髪美女が気になると?」
「は?」
目の前にはチェリーから取り上げたゴシップ誌
「・・・・・・」
「ヒメがそんなの読むなんてめずらしいね~」
カウンターの中からアリが声を掛けた
「ん~ まぁねぇ・・ コレ、潤也の記事・・」
と姫花は雑誌をアリに見せた
「へぇ・・ 向こうで成功したんだなぁ・・ この調子じゃあ、コレクションの仕事もオーディションじゃなくて、ブランドの方からのオファーとかでやってけるんじゃねぇの?」
とアリは最初の記事の方に目を通していた
「そうだね・・ 私がいた頃は毎日のようにオーディション受けてたけど・・」
姫花はどこか懐かしむように遠い目をしている
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「それで?」
グラスを磨く手を休めたアリは姫花を射抜くように見ている
「え? 」
アリの言葉が理解できない姫花にアリはため息をつき、言葉を続けた
「ヒメは、この金髪美女が気になると?」
「は?」