姫☆組 2nd (姫シリーズVol.2) 【完】
「・・あっそ! 私をからかってないで、さっさと行きなさいよ?」
「なに? もしかして1杯目じゃないとか?」
さっきからツンケンしまくっている姫花に違和感を覚えたアリはそう言いながら、カウンターの中に視線を送ると、苦笑いのバーテンと目が合う
「・・・ったく・・ 業務時間外だっつーの・・」
と苦笑いのアリは、カウンターのバーテンに手を挙げ
「チェイサー与えといて・・んで、コレ下げて」
と姫花のグラスを指し、アリは一旦どこかへ電話を掛けに行く
アリが戻っても、姫花の体制はさっきと変わらず、目の前のグラスが変わったことにも気がついていない
「はぁ・・・・ ヒメ、とりあえず水飲め!」
とアリは姫花に無理やりグラスを握らせ、水を飲ませる
「ったく・・・ いくぞ?」
そして、アリは、姫花を抱えるようにして支え、Barを後にしようとした
その時
「あれ? アリ? っとヒメ?」
聞き覚えのある声にアリが視線をやると、そこに立っていたのは、潤也
そして、その隣には噂のジュディが真っ赤なワンピースに身を包み、潤也の腕に手を添えて立っていた
「あ・・ 久しぶり・・・」
一瞬、戸惑ったアリだったが、仕事柄、すぐに自分の感情をしまうことが出来る
「なんで・・ここに?」
逆に戸惑っているのは潤也の方だった
「なに? もしかして1杯目じゃないとか?」
さっきからツンケンしまくっている姫花に違和感を覚えたアリはそう言いながら、カウンターの中に視線を送ると、苦笑いのバーテンと目が合う
「・・・ったく・・ 業務時間外だっつーの・・」
と苦笑いのアリは、カウンターのバーテンに手を挙げ
「チェイサー与えといて・・んで、コレ下げて」
と姫花のグラスを指し、アリは一旦どこかへ電話を掛けに行く
アリが戻っても、姫花の体制はさっきと変わらず、目の前のグラスが変わったことにも気がついていない
「はぁ・・・・ ヒメ、とりあえず水飲め!」
とアリは姫花に無理やりグラスを握らせ、水を飲ませる
「ったく・・・ いくぞ?」
そして、アリは、姫花を抱えるようにして支え、Barを後にしようとした
その時
「あれ? アリ? っとヒメ?」
聞き覚えのある声にアリが視線をやると、そこに立っていたのは、潤也
そして、その隣には噂のジュディが真っ赤なワンピースに身を包み、潤也の腕に手を添えて立っていた
「あ・・ 久しぶり・・・」
一瞬、戸惑ったアリだったが、仕事柄、すぐに自分の感情をしまうことが出来る
「なんで・・ここに?」
逆に戸惑っているのは潤也の方だった