姫☆組 2nd (姫シリーズVol.2) 【完】
「どうでもいいけど、ヤローだけでで南国バカンスってありえない・・」ボソッと賢次がつぶやいた

確かに・・・ 賢次の言葉にみんな黙ってしまった

「俺は、マジで体力温存・・」と龍馬はサッサと部屋に戻ってしまった

「俺は、潜りに行くけど?」と潤也

「ダイブすんの? 俺も行く!」とさっきまで死んでいた大吾がむくっと起き上がった

「どこまで行くの?」と興味を示す賢次

「プーケットらへん・・船、チャーターした~」と潤也

「じゃ、俺も行く  がっくん達どうする?」と賢次はガクと日向を見た

「あ~久々に潜りたいけど、今日はダメだわ」とガク

「何かあるんすか?」と潤也

「今日は、害虫駆除の予防線張らなきゃならないんだ」と日向

「別に一日かかるようなことじゃないんだけどな~」とガク

「わかった・・ じゃ、行こう?」と賢次は潤也と大吾を促した

「じゃ、また・・・」と潤也

「いってきま~す」と大吾

ガクと日向は、朝食のテーブルからテラス席へ移動し、ゆっくりとコーヒーを飲むことにした
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