姫☆組 2nd (姫シリーズVol.2) 【完】
狼兄弟の来襲
その日、姫花・りん・咲の三人娘は陽も登りきらないうちに。ホテルロビーに横付けされたワゴン車に乗り込んだ
現地スタッフオススメのシークレットビーチで、水着の撮影から始まった
太陽が高くなる前に撮り終え、ランチを挟んで、午後からは、市場やマーケットでの三人の買い物風景を撮影・・
三人のバカンス・・といった感じのテーマでの撮影の予定だ
撮影は順調に進み、三人は、カメラの存在に気を取られることもなく、露天に並んでいる木彫りのお面をつけてみたり、器用に編みこまれたブレスレットなどを手にとったりして、純粋に楽しんでいた
あまりにも順調で、少し時間があるというので、これまた現地スタッフオススメの最近こっちで流行っているという、おしゃれなカフェで一休みすることになった
まだ、ガイドブックにも載っていないので、観光客はほとんどいなかった
「はぁ・・・ 太陽光線にやられる~」と姫花は案内された席につくなり、くたーっと籐の椅子にもたれかかった
「太陽光線って・・・ どこのヒーロー?」と咲は笑った
「いやいや・・ どっちかっていうと、悪役の方ね・・」とそんな咲に真剣に答える姫花
「それにしても、落ち着くカフェだね」りんが店内を見渡した
「本当・・ きっと東京にあっても流行るよね」と咲はメニューを手に取った
「それは、光栄です」とそんな三人の頭の上から声が降ってきた
三人が驚いて、顔をあげると・・
昨日の、褐色の男性?
いやいや・・彼は髪が長かったし・・
目の前にいる男性は、ジャンに似ているが、髪が短い・・
姫花達、三人の怪訝な表情を察してか・・
「失礼いたしました・・ 当店のオーナー ケン=ブレイク と申します 本日はお越し頂き、ありがとうござます 御注文の品はお決まりでしょうか?」とケンは三人に笑みを浮かべた
「ブレイク?」ケンの自己紹介に反応したのは姫花だった
きちんと名刺を見てはいなかったかが、日向がそんな名前を言っていたから・・
現地スタッフオススメのシークレットビーチで、水着の撮影から始まった
太陽が高くなる前に撮り終え、ランチを挟んで、午後からは、市場やマーケットでの三人の買い物風景を撮影・・
三人のバカンス・・といった感じのテーマでの撮影の予定だ
撮影は順調に進み、三人は、カメラの存在に気を取られることもなく、露天に並んでいる木彫りのお面をつけてみたり、器用に編みこまれたブレスレットなどを手にとったりして、純粋に楽しんでいた
あまりにも順調で、少し時間があるというので、これまた現地スタッフオススメの最近こっちで流行っているという、おしゃれなカフェで一休みすることになった
まだ、ガイドブックにも載っていないので、観光客はほとんどいなかった
「はぁ・・・ 太陽光線にやられる~」と姫花は案内された席につくなり、くたーっと籐の椅子にもたれかかった
「太陽光線って・・・ どこのヒーロー?」と咲は笑った
「いやいや・・ どっちかっていうと、悪役の方ね・・」とそんな咲に真剣に答える姫花
「それにしても、落ち着くカフェだね」りんが店内を見渡した
「本当・・ きっと東京にあっても流行るよね」と咲はメニューを手に取った
「それは、光栄です」とそんな三人の頭の上から声が降ってきた
三人が驚いて、顔をあげると・・
昨日の、褐色の男性?
いやいや・・彼は髪が長かったし・・
目の前にいる男性は、ジャンに似ているが、髪が短い・・
姫花達、三人の怪訝な表情を察してか・・
「失礼いたしました・・ 当店のオーナー ケン=ブレイク と申します 本日はお越し頂き、ありがとうござます 御注文の品はお決まりでしょうか?」とケンは三人に笑みを浮かべた
「ブレイク?」ケンの自己紹介に反応したのは姫花だった
きちんと名刺を見てはいなかったかが、日向がそんな名前を言っていたから・・