姫☆組 2nd (姫シリーズVol.2) 【完】
「私を御存知ですか?」と姫花の反応を試すようなケン
「え? いや・・ 聞いたことがあるような・・」と再び考える姫花
「ジャンさんはあなたのお兄さん?弟さん?」と咲がケンを見た
咲のそこ声に姫花もハッと顔を上げた
「兄を御存知ですか? ジャンは、私の一つ上の兄です」とケン
「三人兄弟なんですって?」とりん
りんのその発言に驚く三人
りんは、ガクからブレイク兄弟の話を聞いていて、気をつけるように言われていたのだ
一見、しっかりしているように見える姫花だが、本人の自覚のないところで少し的外れなところもなるので、物事を冷静に判断できるりんにガクは話してあったのだ
「嬉しいですね こんな美人が僕たち兄弟に興味を持っていただいているなんて・・」と最初から全く変わらないケンの笑顔
「ブレイクさんの苗字はこの国で知らない人はいないんじゃないですか?」とりんも笑顔で応対
「でも、君たちは日本人でしょう? 僕、日本人の女の子、大好きなんです 一歩下がって男を立てる・・奥ゆかしいっていうんでしょう」とケン
「エビアン」ケンの話を聞いていたのか、いないのか、さっきからずっとメニューを見ていた姫花
「え?」突然の姫花の発言に戸惑うケン
「注文とりに来たんでしょ? 私、エビアンで・・ ふたりは?」と姫花は咲とりんに視線を移した
「じゃあ、同じもので・・」とりん
「私も・・」と咲
「せっかく来てくれたのに、お水でですか?」というケンはまだ笑顔
「おねがいします」と姫花もそんなケンに笑顔で応対
「かしこまりました」とケンは厨房へ戻っていった
「え? いや・・ 聞いたことがあるような・・」と再び考える姫花
「ジャンさんはあなたのお兄さん?弟さん?」と咲がケンを見た
咲のそこ声に姫花もハッと顔を上げた
「兄を御存知ですか? ジャンは、私の一つ上の兄です」とケン
「三人兄弟なんですって?」とりん
りんのその発言に驚く三人
りんは、ガクからブレイク兄弟の話を聞いていて、気をつけるように言われていたのだ
一見、しっかりしているように見える姫花だが、本人の自覚のないところで少し的外れなところもなるので、物事を冷静に判断できるりんにガクは話してあったのだ
「嬉しいですね こんな美人が僕たち兄弟に興味を持っていただいているなんて・・」と最初から全く変わらないケンの笑顔
「ブレイクさんの苗字はこの国で知らない人はいないんじゃないですか?」とりんも笑顔で応対
「でも、君たちは日本人でしょう? 僕、日本人の女の子、大好きなんです 一歩下がって男を立てる・・奥ゆかしいっていうんでしょう」とケン
「エビアン」ケンの話を聞いていたのか、いないのか、さっきからずっとメニューを見ていた姫花
「え?」突然の姫花の発言に戸惑うケン
「注文とりに来たんでしょ? 私、エビアンで・・ ふたりは?」と姫花は咲とりんに視線を移した
「じゃあ、同じもので・・」とりん
「私も・・」と咲
「せっかく来てくれたのに、お水でですか?」というケンはまだ笑顔
「おねがいします」と姫花もそんなケンに笑顔で応対
「かしこまりました」とケンは厨房へ戻っていった