姫☆組 2nd (姫シリーズVol.2) 【完】
「ご兄弟で、お出かけなんて仲がいいんですね?」と姫花は言い、すぐに視線を落とした
「今夜は特別」とケン席を移動し、姫花の目の前の椅子に腰を下ろした
「特別? どうして?」姫花はケンをみた
「ナイト抜きで、お姫様がここにいるって聞いたから」とケンは笑った
「もしかして、お姫様って、私達の事?」と姫花
「普通は謙遜するもんじゃないの? 大和撫子ってさ~」とダン
「大和撫子? 」と姫花
「日本人の女の子は、大和撫子なんだろ? 『立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花』だっけ?」とケン
「そんな日本人の女の子、見たことがないけど?」と姫花は呆れ顔
「? 姫花は違うの?」とダン
「は? 誰が!? っていうか、初対面で馴れ馴れしく呼ばないでくれる?」と姫花
ヒュ~
ケンが口笛を鳴らした
「気の強ぇ~女・・ でも、飼いならすのも悪くないよな?」とジャンが現れた
「今夜は特別」とケン席を移動し、姫花の目の前の椅子に腰を下ろした
「特別? どうして?」姫花はケンをみた
「ナイト抜きで、お姫様がここにいるって聞いたから」とケンは笑った
「もしかして、お姫様って、私達の事?」と姫花
「普通は謙遜するもんじゃないの? 大和撫子ってさ~」とダン
「大和撫子? 」と姫花
「日本人の女の子は、大和撫子なんだろ? 『立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花』だっけ?」とケン
「そんな日本人の女の子、見たことがないけど?」と姫花は呆れ顔
「? 姫花は違うの?」とダン
「は? 誰が!? っていうか、初対面で馴れ馴れしく呼ばないでくれる?」と姫花
ヒュ~
ケンが口笛を鳴らした
「気の強ぇ~女・・ でも、飼いならすのも悪くないよな?」とジャンが現れた