姫☆組 2nd (姫シリーズVol.2) 【完】
さっきまで話していたスタッフの女性の姿はない
姫花がそっとその先へ視線を延ばすと、心配そうにりんと咲がこちらの様子を伺っていた
「なんか、凄い兄弟・・・ 飼いならすとか有り得ないんですけど?」と姫花は呟きながらジャンを睨みつけた
「っていうか、兄貴は向こうに行ってろよ?」とジャンの登場が面白くないダン
「は? なんでお前に指示されなきゃならないんだよ?」とジャン
「っていうか、お前も向こう行けよ?」とケンはダンを睨みつける
有り得ないことに、姫花の目の前で三人は、兄弟げんかをしだした
アホらしくなった姫花は、少し離れた場所にいたバーテンに笑顔で会釈をし、そっとカウンターを抜け、スタッフやりんたちのいるテーブルへ移動した
「姫花、ごめんね~ 大丈夫だった?」とりん
「平気・・ なんかあの兄弟勘違いしてるみたいだよ? 兄弟げんかで周り見えてないほどアホだし」と笑う姫花を見て、咲もりんもホッと胸を撫で下ろした
そして、三人は、数名のスタッフに紛れ、そっと打ち上げの会場を後にし、ブレイク兄弟が、三人がいなくなった事に気がついたのは、数分後の事だった
そして、三人は、ホテルに戻り、それぞれの部屋に戻っていったのだった
姫花がそっとその先へ視線を延ばすと、心配そうにりんと咲がこちらの様子を伺っていた
「なんか、凄い兄弟・・・ 飼いならすとか有り得ないんですけど?」と姫花は呟きながらジャンを睨みつけた
「っていうか、兄貴は向こうに行ってろよ?」とジャンの登場が面白くないダン
「は? なんでお前に指示されなきゃならないんだよ?」とジャン
「っていうか、お前も向こう行けよ?」とケンはダンを睨みつける
有り得ないことに、姫花の目の前で三人は、兄弟げんかをしだした
アホらしくなった姫花は、少し離れた場所にいたバーテンに笑顔で会釈をし、そっとカウンターを抜け、スタッフやりんたちのいるテーブルへ移動した
「姫花、ごめんね~ 大丈夫だった?」とりん
「平気・・ なんかあの兄弟勘違いしてるみたいだよ? 兄弟げんかで周り見えてないほどアホだし」と笑う姫花を見て、咲もりんもホッと胸を撫で下ろした
そして、三人は、数名のスタッフに紛れ、そっと打ち上げの会場を後にし、ブレイク兄弟が、三人がいなくなった事に気がついたのは、数分後の事だった
そして、三人は、ホテルに戻り、それぞれの部屋に戻っていったのだった