姫☆組 2nd (姫シリーズVol.2) 【完】
「ジュンさん、姫花さん、お願いします」
スタッフがふたりを呼びに来た
「じゃ、行きますか」潤也がさっきまでのまったりとした空気を一瞬で払い、立ち上がった
「ジュン先輩、よろしくお願いします」姫花は潤也に頭を下げる
「なんじゃそら?アホくさ~」潤也はそんな姫花を無視して先に部屋を出た
「ちょっと~ 置いてくな~」姫花もあわてて潤也の後を追った
ふたりで、ギャーギャーいいながらスタジオに向かう途中で、先に撮影を終えた専属モデルの女の子達とスレ違った
「あっ!ジュン君、ゲスト撮影なんだって? ありがとね~」 集団の先頭を歩いていた子が潤也に声を掛けた
「こっちこそ。光栄だな」潤也の営業スマイルが炸裂する
姫花は、しばらく傍らで二人のやり取りを見ていたが、終わりそうになかったので、先にスタジオに向かうことにした
そんな姫花をみて「姫花さん? 先輩に挨拶もないのかしら?」
潤也に背を向ける彼女の意地悪な表情は姫花にしか見えていない
「?先輩?…ごめんなさい… 言っている意味がわからないんですけど」姫花は困った表情をし、視線で潤也に助けを求めた
スタッフがふたりを呼びに来た
「じゃ、行きますか」潤也がさっきまでのまったりとした空気を一瞬で払い、立ち上がった
「ジュン先輩、よろしくお願いします」姫花は潤也に頭を下げる
「なんじゃそら?アホくさ~」潤也はそんな姫花を無視して先に部屋を出た
「ちょっと~ 置いてくな~」姫花もあわてて潤也の後を追った
ふたりで、ギャーギャーいいながらスタジオに向かう途中で、先に撮影を終えた専属モデルの女の子達とスレ違った
「あっ!ジュン君、ゲスト撮影なんだって? ありがとね~」 集団の先頭を歩いていた子が潤也に声を掛けた
「こっちこそ。光栄だな」潤也の営業スマイルが炸裂する
姫花は、しばらく傍らで二人のやり取りを見ていたが、終わりそうになかったので、先にスタジオに向かうことにした
そんな姫花をみて「姫花さん? 先輩に挨拶もないのかしら?」
潤也に背を向ける彼女の意地悪な表情は姫花にしか見えていない
「?先輩?…ごめんなさい… 言っている意味がわからないんですけど」姫花は困った表情をし、視線で潤也に助けを求めた