姫☆組 2nd (姫シリーズVol.2) 【完】
「牽制されるほど、日向さんはお前等を意識してんだろ? 実際は、姫花の彼氏は自分なのに、不安で仕方ないんだよ? あんないい男にそこまで思わせるんだから、光栄に思えっての」と龍馬
龍馬のその言葉に、賢次はニコッと笑い、潤也は納得いかないものの、黙って考え込んだ
三人がそんな話をしているとは知らない姫花が、日向と一緒に三人の所へ来た
「コレ、どうかな?」と姫花が見せるのは、ブレスレット
「シルバー? プラチナ?」と龍馬
「プラチナ1000 光沢が違うでしょ?」と姫花
「いいね~ メンズ? 」と潤也は気に入った様子
「そう・・ せっかくだからみんなで買わない?」と姫花
「お揃いかよ!?」と賢次
「ダメ? みんなのイニシャル入れてもらってさ 今回のバケーションの記念!」と姫花は賢次を見た
「・・・・・」
姫花にお願いの表情をされて、NOといえる男はいないだろうな・・と二人のやりとりを横で見ていた龍馬は思った
「イニシャルくらいなら、明日には出来るって言うし・・ね」と日向
「好きにしなよ」と龍馬が折れ、賢次も、無言でソファーに深く座りこんだ
潤也は最初から、デザインが気に入っていたので、周囲は無視して、ブレスレットをつけようと一人格闘していた
「やった! じゃ、けって~」とニコニコしながら姫花はショーケースの方へ戻っていった
そして、9人はそれぞれ「姫花と日向のH・ガクのG りんと龍馬のR 大吾のD 咲のS
潤也のJ 賢次のK」の7文字を入れてもらったブレスレットを注文し、女性陣は、留め金のところに好きな石をはめこんでもらうことにした
そして、このブレスレットはその後、とっても重大な役目を果たす事になるのだった
龍馬のその言葉に、賢次はニコッと笑い、潤也は納得いかないものの、黙って考え込んだ
三人がそんな話をしているとは知らない姫花が、日向と一緒に三人の所へ来た
「コレ、どうかな?」と姫花が見せるのは、ブレスレット
「シルバー? プラチナ?」と龍馬
「プラチナ1000 光沢が違うでしょ?」と姫花
「いいね~ メンズ? 」と潤也は気に入った様子
「そう・・ せっかくだからみんなで買わない?」と姫花
「お揃いかよ!?」と賢次
「ダメ? みんなのイニシャル入れてもらってさ 今回のバケーションの記念!」と姫花は賢次を見た
「・・・・・」
姫花にお願いの表情をされて、NOといえる男はいないだろうな・・と二人のやりとりを横で見ていた龍馬は思った
「イニシャルくらいなら、明日には出来るって言うし・・ね」と日向
「好きにしなよ」と龍馬が折れ、賢次も、無言でソファーに深く座りこんだ
潤也は最初から、デザインが気に入っていたので、周囲は無視して、ブレスレットをつけようと一人格闘していた
「やった! じゃ、けって~」とニコニコしながら姫花はショーケースの方へ戻っていった
そして、9人はそれぞれ「姫花と日向のH・ガクのG りんと龍馬のR 大吾のD 咲のS
潤也のJ 賢次のK」の7文字を入れてもらったブレスレットを注文し、女性陣は、留め金のところに好きな石をはめこんでもらうことにした
そして、このブレスレットはその後、とっても重大な役目を果たす事になるのだった