姫☆組 2nd (姫シリーズVol.2) 【完】
「あいつの最後の言葉・・ 偶然聞いたんだ・・」と潤也は、今まで誰にも言わなかったことだった
「どういう事?」とりん
「たまたま通りかかった 姫花はそう言われても、泣きもせずに 「わかった 今までありがとう」って言ってた」と潤也は悔しそうに唇をかみ締めた
そこへ
「すいませ~ん」と暢気な姫花の声が響く
思わず、ドキッ とする一同
「私の話?」と姫花は苦笑いしながら、トレイにケーキを3つも乗っけて来た
「姫ちゃん・・・」 咲の目は涙をこらえるので必死
「ちょっと~ やめてよね~ 確かに、色々あったけどさ~ 別れてかなり経つし、私、そんな弱くないよ?」と姫花はみんなに笑顔を見せた
「本当? 本当に平気?」とりん
「心配しすぎだって! はい! これ、りんのね、 こっちは咲ちゃんの!」と姫花はケーキを机に置いた
潤也と賢次はそんな姫花をなんともいえない眼差しで見つめていた
そうして、昼休みは過ぎ、教室へ戻る事になった
いつもとなんら変わらない姫花に対し、他のみんなの表情は相変わらず硬かった
「どういう事?」とりん
「たまたま通りかかった 姫花はそう言われても、泣きもせずに 「わかった 今までありがとう」って言ってた」と潤也は悔しそうに唇をかみ締めた
そこへ
「すいませ~ん」と暢気な姫花の声が響く
思わず、ドキッ とする一同
「私の話?」と姫花は苦笑いしながら、トレイにケーキを3つも乗っけて来た
「姫ちゃん・・・」 咲の目は涙をこらえるので必死
「ちょっと~ やめてよね~ 確かに、色々あったけどさ~ 別れてかなり経つし、私、そんな弱くないよ?」と姫花はみんなに笑顔を見せた
「本当? 本当に平気?」とりん
「心配しすぎだって! はい! これ、りんのね、 こっちは咲ちゃんの!」と姫花はケーキを机に置いた
潤也と賢次はそんな姫花をなんともいえない眼差しで見つめていた
そうして、昼休みは過ぎ、教室へ戻る事になった
いつもとなんら変わらない姫花に対し、他のみんなの表情は相変わらず硬かった