姫☆組 2nd (姫シリーズVol.2) 【完】
「いい匂いだろ? カモミール・・ ハーブティーだよ 気持ちを落ち着かせる効果があるらしいよ 寝る前とか、いいみたいだよ?」と龍馬は笑みを浮かべつつ、姫花に説明する
「・・・龍馬って、どこでそういう知識、吸収してくんの? 」と呆れ顔の姫花
「どこでって・・ 何? なにか言いたいことでも?」と龍馬はカップへお茶を注いだ
「いつも、こういう風に口説いてんの?」姫花はフーフーと冷ましながら、カップに口をつける
「まさか! そんな面倒な事俺がすると思う? 」と鼻でわらう龍馬
「面倒ねぇ・・」と納得していない姫花
「あのねぇ・・ 俺の周りにいるのは、向こうから寄ってきたオンナだけ・・ 今まで一度も口説いたことなんてねぇし」
「それ、自慢? 口説きたい女がいないの? いい女の典型がここにいるじゃないの!」と姫花はさっきまでの様子を一変させ、ニヤっと笑った
「はぁ・・ そうですね・・ すみませんね・・今まで口説かずに・・」と棒読みの龍馬
「りょ~ そんなんじゃ、演技の仕事なくなるよ?」と姫花
姫花と話していると、最初の話題からどんどん枝分かれしていって、結局最後にはくだらない話しになっている
「あ~でも、本当、おいしい♪ 葉っぱ買って行こう」と姫花は龍馬の様子に目もくれず、メニュー表を手に取っていた
龍馬は、オンナという位置づけの存在は必要ないと思っていた
性的欲求を満たしてくれる、自分と違うつくりの人間は寄ってくる
仕事は同姓とつるんでいるが、プライベートはこうしてお茶を飲むオンナ友達もいる
龍馬がそんな事を考えていると
カシャ!!
フラッシュとシャッター音がした
ぎょっとして、姫花と龍馬が音の方を振り返ると・・・
「・・・龍馬って、どこでそういう知識、吸収してくんの? 」と呆れ顔の姫花
「どこでって・・ 何? なにか言いたいことでも?」と龍馬はカップへお茶を注いだ
「いつも、こういう風に口説いてんの?」姫花はフーフーと冷ましながら、カップに口をつける
「まさか! そんな面倒な事俺がすると思う? 」と鼻でわらう龍馬
「面倒ねぇ・・」と納得していない姫花
「あのねぇ・・ 俺の周りにいるのは、向こうから寄ってきたオンナだけ・・ 今まで一度も口説いたことなんてねぇし」
「それ、自慢? 口説きたい女がいないの? いい女の典型がここにいるじゃないの!」と姫花はさっきまでの様子を一変させ、ニヤっと笑った
「はぁ・・ そうですね・・ すみませんね・・今まで口説かずに・・」と棒読みの龍馬
「りょ~ そんなんじゃ、演技の仕事なくなるよ?」と姫花
姫花と話していると、最初の話題からどんどん枝分かれしていって、結局最後にはくだらない話しになっている
「あ~でも、本当、おいしい♪ 葉っぱ買って行こう」と姫花は龍馬の様子に目もくれず、メニュー表を手に取っていた
龍馬は、オンナという位置づけの存在は必要ないと思っていた
性的欲求を満たしてくれる、自分と違うつくりの人間は寄ってくる
仕事は同姓とつるんでいるが、プライベートはこうしてお茶を飲むオンナ友達もいる
龍馬がそんな事を考えていると
カシャ!!
フラッシュとシャッター音がした
ぎょっとして、姫花と龍馬が音の方を振り返ると・・・