姫☆組 2nd (姫シリーズVol.2) 【完】
「そう思うか?」
真剣な父親の表情に龍馬の顔が凍りついた
「・・・・・・」
「戸籍は偽り・・ 我らに日本人の血は一滴たりとも流れていない・・ 汚らわしい民族の血なぞ・・・」
と父親は顔をゆがめた
「・・・・・・」
「この土地で暮らすのに、都合のいいように曾おじい様が細工をした・・ それだけの事だ・・」
父親は何事もないように龍馬を見た
「それで・・今ソレを告げて何をしたいの?」
龍馬の声は震えていた
「・・・流石、俺の息子だ・・ そろそろお前も母国へ帰れ・・ 叔父さんの元で学ぶことがある」
「・・は? おじさんって・・だって、事務所は兄貴が継ぐって・・」
「あぁ・・日本はな・・ おじさんに子どもがいない・・ 母国の事務所はお前が継げ」
「は? 俺には仕事があるだろ? 」
「もう十分だろう? それに、お前にとっても嬉しいオマケも付いてるぞ」
「オマケって? 」
龍馬には嫌な予感がした
「・・ソナだよ ジフンのお下がりだが、お前は昔からソナを見ていた事くらいわかっているんだぞ」
「オマケとか・・お下がりとか・・ったく何なんだよ!!」
「・・事実だ・・ それとも、アレか? お前もジフンのオンナとそういう関係なのか?」
「なんだよ!! そういう関係って!!」
龍馬は思わず立ち上がり、父親をにらみつける
「そうか? でも、コレは何なんだ?」
と父親は1枚の紙を龍馬に見せた
どこかのホームページを印刷してある
真剣な父親の表情に龍馬の顔が凍りついた
「・・・・・・」
「戸籍は偽り・・ 我らに日本人の血は一滴たりとも流れていない・・ 汚らわしい民族の血なぞ・・・」
と父親は顔をゆがめた
「・・・・・・」
「この土地で暮らすのに、都合のいいように曾おじい様が細工をした・・ それだけの事だ・・」
父親は何事もないように龍馬を見た
「それで・・今ソレを告げて何をしたいの?」
龍馬の声は震えていた
「・・・流石、俺の息子だ・・ そろそろお前も母国へ帰れ・・ 叔父さんの元で学ぶことがある」
「・・は? おじさんって・・だって、事務所は兄貴が継ぐって・・」
「あぁ・・日本はな・・ おじさんに子どもがいない・・ 母国の事務所はお前が継げ」
「は? 俺には仕事があるだろ? 」
「もう十分だろう? それに、お前にとっても嬉しいオマケも付いてるぞ」
「オマケって? 」
龍馬には嫌な予感がした
「・・ソナだよ ジフンのお下がりだが、お前は昔からソナを見ていた事くらいわかっているんだぞ」
「オマケとか・・お下がりとか・・ったく何なんだよ!!」
「・・事実だ・・ それとも、アレか? お前もジフンのオンナとそういう関係なのか?」
「なんだよ!! そういう関係って!!」
龍馬は思わず立ち上がり、父親をにらみつける
「そうか? でも、コレは何なんだ?」
と父親は1枚の紙を龍馬に見せた
どこかのホームページを印刷してある